出発前から、ロシアの出入国管理が簡略化されていることは聞いていました。

    でも、パスポートコントロールに人混みが発生したのです。

    2008年大韓航空、2010年アシアナ航空それぞれを使った時には、なかった人だまりです。
 2007年にエアチャイナを使った時に見た混雑です。
    そして、2007年同様、左端二つのボックスは空いているのに、集団からそちらへ移動する人はいません。

    その空いているところに、華奢な制服の女性がいます。

    今回は退職年金老人の気楽な立場です。
    試すことにしました。

    パスポートのビザを貼ったページをみせながら・・・・

    「ジェーブシカ  スカジーチェ。パジャールスタ」
    「エータ。タム。モージナ」
     ロシア語がわからない人も笑えるように訳しておきます。
    「これ。あそこ。可能(良い)」

     女性は私のビザのぺーじを開いたパスポートをチラッと見て・・・・
    「モージナ(可能=良いですよ)」

    で、
    パスポートコントロールのボックスの方へ歩くと、別の女性が手を振ってとどめる仕草をしながら近づいて来ます。
    わたしは、先ほど同様ビザのぺーじを示そうとすると、先の女性が、後から私を止めに来た女性を手振りで止めながら
    「モージナ。モージナ」

    というわけで、あっけなくパスポートコントロールを通過して、預けた荷物を待って、税関は素通りで入国してしまいました。

    これは、ぜひ、詳しい人に調べて欲しい現象です。

    私の推理は、次に書きます。

    このページは、一旦、ここまでです。