2019年6月8日(土)朝、NHKのニュースで、運動が自閉症を軽減するような情報に接しました。

まず情報源を紹介します。

「運動が自閉症様行動とシナプス変性を改善する」でグーグル検索しますと
東京大学、薬品作用学教室の小山隆太(准教授)~(以下略)
というページがヒットします。

このページにリンクを張っておきます。

愚見を加えます。

実験と観察結果は、以下のようなものです。

自閉傾向を示すネズミを選出して
運動させるグループと運動させないグループに分けて
後日観察したり解剖したりして違いを調べたら、
運動させたグループに改善が見られた

というものでした。
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まず、上のページ劈頭、発表概要から、一部を引用します。

「~自発的な運動が自閉症モデルマウスにおける自閉症様行動と、脳内シナプス密度の増加を改善させることを発見しました。~」

自閉症モデルマウスでは脳内免疫細胞であるマイクログリアによるシナプス貪食が不全となっており、運動がシナプス貪食を促進させ、シナプス密度を正常化することを明らかにしました。

とういような内容です。

これ以上内容に深入りしません。

お勧めしたいのは、このような研究結果が発表されているという情報を広めることです。

自閉症で頭を悩ませている人は、このような情報について、支援を専門としている人に相談することが大切です。

自閉症傾向で困っている(はず)の児童・生徒や、その保護者に、最も不足しているのは、専門的な支援を受ける量です。

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もし運動がシナプス密度を正常化するなら
試してみる意義がありそうな~

問題は、これが人間の子どもに当てはまるかどうか

そして

嫌がる子どもにどうして効果的な、自発的な運動をさせるか・・・・で

こちらは、仮説に基づいて安全な方法で被験者が納得できる形で試すしかないでしょう。

だからこそ、困っている人は、十分に専門機関の支援を受けることが大切なのです。